2021年5月キリンから発売された新しいブレンデッドウィスキーです。税込み1,500円ほどで気軽に購入できますが、700ml換算では2,100円程度となります。
このあたりの価格帯になると、別の選択肢も生まれてきますので、このあたりは個々人の好みになってくると思います。
ブランド | キリン |
風味 | ライトでコクはあまり感じず ほんのり甘い |
アルコール度数 | 50 % |
アルコールタイプ | ブレンデッドウイスキー |
容量 | 500ml |
価格 | 1,500円〜2,000円程度 |
ボトルがチープという意見もあります。確かに、缶キャップでジュースみたい。シンプルとチープは紙一重ですね。
原料はグレーン主体で、モルトもブレンドされています。ホームページにも記載がありますし、原材料もグレーン・モルトの順に記載があるので、そうなのでしょう。(原材料はは多い順に記載する規則)。
ストレート
アルコール度数が高いお酒ということもあると思いますが、グラスに注いだ瞬間から1、2分程はかなりアルコールの匂い・香りを強く感じます。
アルコールそのものが苦手だったり、度数の高いお酒を苦手とする人には少しきつく感じてしまうかもしれません。
少し時間を置くと、表面のアルコールが抜けて甘い柑橘系のような香りになります。(またグラスを回して撹拌(かくはん)させるとアルコールの香りが復活します)。
味は、度数ほどのきつさは感じませんが、やはり度数の高いお酒です。舌に残したままにすると、すこしじんじんします。口当たりはライトで、すっと飲める、かなり軽口の印象です。甘さは感じられませんので、食事にも合わせやすそうです。
トワイスアップ
加水することでアルコールが薄まり香りがマイルドになります。アルコール臭が緩和され、ストレートのときよりも甘さを感じることができます。
グレーン主体ということもあり、グレーンウイスキーの製法で作られるバーボンのような甘くてよい香りがします。
味も加水することでマイルドになります。口にした瞬間のアルコール刺激は緩和され甘さを少し感じ、すっといなくなります。
甘さを感じつつも、口当たりはスッキリと、とても不思議な感覚になります。
ハイボール
炭酸で割ることで加水と同じように、アルコールを緩和し甘さを引き出してくれます。また、飲み口も甘さを感じつつ口当たりが良いので非常に飲みやすい一杯となります。
まとめ
どのような飲み方でも甘さ控えめでクリアでライトな飲み口の陸です。こういったお酒は食中酒にぴったりだと思います。
ラベルにはハイボールだけでなくいろいろな飲み方お楽しみくださいとガイドがありますが、個人的には加水しても味の変化がすくなく、炭酸と相まってよりクリアな飲み口になるハイボールがおすすめです。